優勝おめでとう

あまり相撲は見てないけど、今日の照ノ富士の優勝には感激しました。かつて大関だった照ノ富士は膝を悪くして、序二段まで落ちたという。そこまで落ちて膝も悪ければ、もう引退しかなかったはずだが親方の激励もあり、頑張って精進してだんだんと上がってきて、またここまで到達したという。今回の優勝でどうやら大関に復帰できるらしい。

素晴らしいですね。人間は弱いから誰でも落ちるところまで落ちれば、自暴自棄になり、すべてを諦めてしまうものだろう。そういう人はきっとたくさんいるかもしれない。恐らく大関から序二段なんていう距離は考えられないほど遠いものだと思う。誰でもそんなことをできるわけではないが、その何分の一でも見習うべきなんだろう。

誰もかれもがどのくらい夢に向かって本気度を示すのであろう。夢を語るのは簡単だが一体、夢に対してどれくらいの人が実現しようと本気で考え、努力して実行に移すのであろうか。家の環境が許さなかったとか、そのスポーツをやるにはそれだけの体がなかったとか、真にやむを得ないこともあるだろうけど、本気に夢に向かって突き進み実現させようとする人はきっとそれだけで幸せなんだと思うし、夢の端くれでもつかめた人は本当に素晴らしい人生なんだろうと思う。

時々、テレビなんかで７０、８０代になってもまだ夢を追いかけている人が特集されたりする。まだ目も輝いているだろう・・・・頭が下がる思いです。明日から、また新しい１歩を踏み出して、はつらつと生きていきたいですね。